NO.141 ⭕️レアなロクロ線椿花模様の大型作品 ◉木地山こけしは、胴模様に[梅鉢模様の前垂れ型]が多く、続いて[菊花模様]となっていますが、この作品は、赤色の椿花を胸元に横三連に豪華絢爛に、そして4輪の蕾を描彩されています。とてもレアな大型作品となっています。 [1] 高さ　509mm(首まで330mm) [2] 底幅 151mm 重さ　4,530g [3] 材質　イタヤカエデ 作品 ⭕️匠が喜寿77歳の作品で、30年程経過したので材に蝋が染み込み淡い白っぽい色が飴色に変化して顔などには艶が出ています。 暗室で保管していましたので黄色やロクロ線の緑色の褪色もありません。 目は、パッチリに白目を入れ、観音唇にし、赤色、紺色及び白色で頭には簪を左右に飾っております。 胸元には、赤色と緑色を交互に6本違う太さのロクロ線を入れ、更には、ビリカンナで2cm幅を削りアクセントとしています。 裾にも、やはり赤色と緑色で8本のロクロ線を入れています。 背部には、喜寿七十七歳と署名しております。 胴は、中程を絞った形態にしています。 なお、頭部下側や背部にイタヤ材特有の蝋の薄いシミ跡が若干見られますのでご承知ください。 ご購入を検討されている方は、お気軽にコメントを下さい。 ⭕️方や精緻で超絶技巧の 盛秀太郎 匠か、一方常に高みを目指して千変万化の小椋久太郎匠か、こけし界双頭のお二人に関心しきりです。 ◉こけし収集家にとって、重要なお品となる事必定でしょう。 ◉現代の名工　小椋久太郎匠(1906〜1998) ◉参考 ○ 津軽系温湯こけし 盛秀太郎　盛美津雄　盛みつお　奥瀬鉄則　佐藤善二　佐藤佳樹　匠 ○ 木地山系　川連こけし 　阿部平四郎　高橋雄司　佐藤秀一　小野寺正徳　匠 ※画像にて十分ご確認ください。 ※私のプロフィールを一読ください。 ※私の今迄の掲示した作品をご覧ください。(他に、100点程あります。)