DACORA Super Dignette E-B ドイツのメーカー、DACORAカメラ製作所は自社のDACORAブランドで1960年代にDignetteやSuper Dignetteというカメラを販売していました。スーパー　ディネットには、照明測光機能が組み込まれています。そして、前面のラウンドシャッターリノブを備えていて、ぶれ難い操作法ですね。 外観の金属製の上部にやや傾斜し、側面がテーパーしています。そしてセレンメーターセル。 その頂点は1962年のスーパーディネットE-Bで、露出計に加えて、前面に(シミュレートされたものではなく、機能する)距離計ウィンドウも備えています。 スーパーディネットE-Bは、イルフォード・スポーツマン・オートRFとしても販売されたそうです。 レンズは、ミュンヘンの２大光学会社だった「シュタインハイル」と「ローデンシュトック」の中で、 シュタインハイルのレンズ　CASSAR 2.8/45mmを採用です。 光学系は３群３枚の典型的なトリプレット型構成です。トリプレットは中央部がしっかり解像していて、周りのボケで、ポートレートに向いてると言われています。今回同型レンズをSony α7でサンプル撮影して添付していますのでご参照ください。 色味も出やすくソフトでいい感じ、優しい色味ですね。前後のボケ感も程よくて、被写体を引き立てるのにいいと思います。手頃なサイズは街撮りにもってこいかと。 出品カメラは、外観も綺麗で、大きなキズや凹みも無い良い状態で、機能的にもシャッター全速、絞り調整もスムーズに行えます。ファインダーもキレイで、二重像も薄めですが、使えています。フィルム送りなども含めて良好で、セレン式の組み込み露出計も動作して、速度や絞りの設定で針が動き、その針に合わせての露出調整針も動いています。 コンパクトなレンズです。ゆうパケットプラスなどの廉価な配送を予定しています。 ●匿名配送でお名前住所不要です。 ●送料込みのお値段です。