2018年に惜しまれながら亡くなったタンマユット森林派の名僧、ルアンプーリー師のプラクリンです。 プラアチャンマン師の系譜と遺志を継ぐ最後の世代だった ウドンターニーの非常に有名な高僧。 当方はマン師〜その弟子達、森林伝統派(カンマッターナ)が好きなので所有していましたが、 世界の仏教芸術や、仏教哲学、ムドラ(印相)などにご興味をお持ちの方、 珍しい型のプラクリンなどにご興味をお持ちの方には強くお勧めさせて頂きます。 祝福開眼の儀式 ルアンタマハブア師、ルアンプーリー師 2004年にマハブア師が提唱した国家プロジェクトとして作成された御神体。 プラクリン、内部が空洞で中に玉が入っていて振ると音または感触がある小さな仏像の御守りのことですが、 本作品は仏教芸術に詳しい方なら一目でわかる 世界的な仏教芸術をモチーフとした、プラクリンとしては珍しい作品になります。 「最初の説法」ダンマチャクラムドラの仏像、 世界で最も美しい仏像とも言われる、バラナシのサールナート考古博物館に収蔵されているものをモチーフとしています。 使用されるシンボルは、右手を上げて指を丸くすること、それはダルマチャクラの象徴と考えられています。 左手の指は回転運動で指に触れ仏像の姿勢は瞑想の姿勢になっています。 それはダンマチャクラの転換の象徴、あるいは法輪を回す。 彼が5人のパンチャヴァッキに最初の説教を行ったとき、それはすでに世界に明らかにされていたダンマの意味でした。 そしてすべての生きとし生けるものにまで及びます。 ブッダはパンチャヴァッキにこの5回の最初の説法を行い、世界に仏陀であることを明確に発表しました。 仏陀が仏教を確立し、この世に永遠に栄えるという吉兆が、 「第一説法のポーズ」 または「ダンマ・チャクラのポーズ」と呼ばれる仏像の誕生の理由です。 武器、事故、災いから守り 黒魔術、悪霊、悪意、呪い、などといった全ての見えない悪い力からの保護、 無病息災、健康、飢えることがない(富)、人生の進展、繁栄をもたらす ルアンプーリー師(1922-2018) マン師の火葬式で叙階され プラアチャンファン師、ルアンタマハブア師などから教えをうけた森林派の有名な、ウドンターニーを代表する高僧でした。 ご興味をお持ちの方はご検討宜しくお願いいたします。 プラクルアン 仏像 御守り