1968年からファッションとコマーシャルの写真家として活動し、映画製作者でもあるサラ・ムーンは、夢のようなイメージと、時間や文脈から解放され、妖精の世界に住んでいるような女性らしさの表現で知られています。ムーンは30年以上にわたってファッションの世界に大きく関わってきたが、彼女自身のニッチを慎重に切り開いてきた - それは、多くの男性が好むエロティックな挑発的なポーズを省き、ラグジュアリーとノスタルジアのエンブレムを優先するシグネチャースタイルである。ミステリーと官能性は、オートクチュール、静物画、ポートレートのいずれを撮影する場合でも、ムーンの作品の核心です。文氏にとって初めての大規模な回顧展となる本書では、視聴者は、彼女が豊かで多様なキャリアの中で探求してきたすべてのジャンルを紹介する視覚的な力作に迎えられます。 1941年フランス生まれ。モデル業のかたわら写真を撮り始め、1970年から写真家として活動を開始。 ファッション誌のエディトリアルやブランド広告のほか、コマーシャル制作、映像なども手掛る。1979年、カンヌ広告フィルムフェスティバル、キャシャレルのフィルムに全ての広告フィルムのグランプリ・金のライオン賞受賞。1986年、『小さな赤頭巾』を出版、ボローニュこどもの本大賞受賞。1995年、パリ写真大賞受賞、パリ、国立写真センターにて回顧展開催。日本では2002年、2004年に何必館・京都現代美術館にて展覧会が開催された。2008年刊行の『Sarah Moon 12345』にてナダール賞を受賞。夢の中の物語のような幻想的な作品に魅了された熱狂的なファンを世界中に多く持つ。 サラ ムーンは、パリ写真大賞などを受賞した、現代でもっとも注目される写真家の一人。 1960年代にはモデルとして活躍し、趣味としてモデル仲間を撮影し始めました。 70年代にはファッションや広告分野でプロとしてキャリアを認められ、シャネルなどトップメゾンの仕事に携わるように。 彼女の作品の特徴は、 やわらかな光 と、 女性や少女の被写体が多い こと。 30ｃｍｘ29ｃｍ 280ページ