手元のお人形たちに、そろそろ新しいご主人を探す必要のある年齢に達しております。 なかなか難しいですが… お腹のフイゴは元気に鳴ります。しっかりしてます。 腕にひびの難あり（画像10,11）。時代なりと思います。着物を着せてしまえば見えません。 胴紙に記名はありませんが、お顔立ちは家にある桜国によく似ています。モダンで甘め。 お迎えしてから似合うものを探して、随分着物を変えました。今の仕着せは、漸くたどり着いた私のお気に入り。筒袖の良さに気が付かせてくれた貴重なコーディネートです。（笑） 着物は、もともとは、古い13号の人形（この人形の制作時より古い物です）の着ていたアンサンブル。揚げを調整し、羽織の紐を変えました。（変えた紐も古いものです）羽織、着物、下着、襦袢の４枚を重ねています。一度アイロンしてから着せました。 　 帯代わり巻いた三尺は、手元にあった古い物を使って自作したもの。 足袋は手編み。 幼い顔ではないので、着付けには少し気を遣っています。裸胴に帯揚げを巻いたり、（三尺を腰にまきたかったので）襟元を詰めるために厚めの半襟を襦袢につけたり。 丁稚風の前掛けは、始めて作った試作品ですが、この着物に合うだろうとつけました。長めだったのでたくし上げて、早く大きくなりたい坊っちゃん風にしました。お小遣いを入れる巾着もこの際だから下げさせています。 付属品がたくさんありますが、すべて身に付けた状態でお送り致します。 始めて市松人形を入手した頃、女の子の頭の問題（毛が束になって落ちてくる！、頭部にヒビが入る！！、表面が剥がれる！！！等）が度々あったのですが、その点男の子はすっきり。特にこの子の頭の筆の冴えは素晴らしい。綺麗です。そして、扱いが楽。 お迎えしてだいぶ時が過ぎましたが、お人形に特に変化はありません。安定しています。 良い状態にあると思いますが…それも主観です。そもそもが古いものですので、傷ありとしました。ご了承の上、画像をよくご覧になってご検討ください。 ご購入後はどうぞNCNRでよろしくお願い申し上げます。 良い御縁がありますように。