米国で1824年創業の老舗銀食器ブランド、Reed and Barton社製です。1928年にはフランスの銀工房Dominick & Haffと合併しました。2015年にレノックス社に吸収合併されました。アトランタオリンピックではメダルの製造を任されました。 長さ: 約14cm 重さ: 110g (5本) 刻印: 工房名Eagle -R - Lion)純銀925を証明するSterling 刻印のEagle-R-Lionはリードアンドバートン社の工房の証明ですが1950年代以降はReed & Bartonに変更されました。 よってそれ以前に製造されたと思われます。 意匠はかつてのフランス国王のフランシス１世(1494-1547)にちなんで名付けられました。フランスの銀職人Ernest Meyerがデザインし、ルネッサンス-バロック調でフルーツや花が散りばめられているように彫られています。アメリカ大統領のWilson, Truman, Eisenhowerも所有していたそうです。 Five o’Clock spoon は文字通り午後5時のスプーンという意味で午後のフォーマルなコーヒー、ティー用のサイズのお品だそうです。 1960年代まではディナーセットに含まれる事が多かったようですが段々と含まれなくなったようです。 米国の通常のティースプーンは大体6インチ(15cm)程ですが、Five o’Clockスプーンは5 1/2インチ(14cm)です。なのでデミタスとティースプーンの間のサイズです。 手持ちの同じ意匠のティースプーンと比較しやすい様に写真を載せました。 同じ意匠のディナーセットを別ページで出品しています。セットで購入した際に、この小さめのスプーン5本が含まれておりました。 優雅なモノグラム入りです。 5本のうち1本のボウル部分に1ミリ程へこんでいる箇所ございます。(写真8、9) とても古いお品です。使用傷磨き傷ございます。気がつく限り誠意を持って説明、写真を載せています。 ジャッジが厳しい方、細かい事が気になる方はご遠慮ください。