画像の人形一点 あるカップルが所持していました。人形は誰が見ても古臭く、目は不気味に光っているように見えました。最初は誰も気にしなかったものの、そのものを持ち始めた人々には次々と不幸が訪れました。 最初に持っていた若いカップルは、引っ越してきてから間もなくして、仕事で大きなトラブルに巻き込まれました。彼らは信じられないほどの負債を抱えることになり、次第にお互いの信頼関係も崩れ、最終的に別れることになりました。二人の別れは、まるで運命のように、予兆のない突然の出来事だったと言われています。後に男性の方は命を絶ちました。 その後、人形を引き継いだ知人女性もまた不運に見舞われました。彼女は新しい職場で順調に働き始めたものの、突然の事故で足を骨折し、長期間の休養を余儀なくされました。さらに、療養中にネットで知り合った男性と会うことになりましたが、彼の嘘によって金銭的に騙され、大きな借金を背負うことになりました。何度も警察に相談しましたが、解決の糸口は見つからず自ら命を絶ってしまいました。 そうして人形を受け継いだその女性の妹も思いもよらない不運に見舞われました。子供が学校でいじめに遭い、家庭内でのストレスが増していったのです。そして、ある日家族全員が急に体調を崩し、病院で診断を受けると、原因不明の感染症だと言われました。治療を続けても症状は良くならず、家族全員がつらい日々を送ることになりました。 さらにその後、この人形借りた兄弟たちもまた不運に見舞われました。試験での成績が急に悪化し、就職活動がうまくいかなくなったり、友人関係が破綻したりと、次々に問題が起きました。やがて自ら命を絶つことに。そうして誰もがこの人形を拒み、長期間放置されることとなりました。 不幸はこれを持ちしばらく身につけた人に現れ、周囲の住民たちからも噂され不幸に見舞われた人に近づくことを避けるようになったと言われています。そして、最後には誰もその人形を持たなくなり、布で包まれ箱に封印された状態で放置されたものを知人から授かりました。 私には特に使い道がありませんので出品いたします。